数年前、アルヴィンが、カルテットになる前の頃。 母国のロンドンから日本へ旅立つ時が来ていた。 女友達:アルヴィン、行っちゃうの〜?アタシ寂しいわ! こんなに早く旅立つなんて、よく今までやってきたわね! でもいつ帰ってくるのよ〜!? アルヴィン:出発早々分かるわけないだろ、これからは君たちで仲良くしてくれよな! 女友達:そうだね!日本に行っても私たちの事忘れないで、彼女できたら報告してよね! 今日が最後、女友達は一目会っておきたくて急いで駆け付けたのです。アルヴィンは彼女たちに別れを告げ、 ロンドンバスに乗り、家族が待っている空港へと向かった。
空港に到着。父、母、妹の3人と待ち合わせをしていた。 母:ずいぶんと早いわね!まだ時間は十分よ 父:あそこの席が空いてるから、しばらく待機しておけ 妹:にぃに、行こう。 これが家族との最後の集いだと思えば、少し切なくなる彼。
いよいよ出発時刻。 妹:にぃに、今まで色々ありがとね…楽しかった。日本でも、時々皆の事思い出してね。 アルヴィン:忘れるわけないさ…!そっちこそ元気でね。 こうして、家族に見送られたアルヴィンは日本へと飛び立って行ったとの事。
そして現在の彼。 あの頃が懐かしい、でもピアノの前に立ってる今が一番なんだ。もちろん仲間達と。
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