1年前の事、今日はアルヴィンの妹・ステファニーの結婚式。 お腹の赤ちゃんを支えながら、嬉しい表情を見せる妹の姿が。 アルヴィン、地元のロンドンに里帰りしたと言うのに、何だか浮かない表情。 それもそのはず。新郎とは親しみがなく、ろくに目を合わす事もできないのだから。 しかも自分より5つも年上。まさか俺の義理の弟だとは…と、つぶやいた。 医者と看護師である2人の出会いは、同じ勤務先の病院でした。
ステファニー、あんなに一緒だったのに、どうしてこんなに早く行ってしまうんだろう… 小さい頃の妹は、弱くて寂しがりで、いつもアルヴィンのそばに付きまとっていたと言う。 過去の良き思い出を振り返っては気落ちするばかり。 それでもアルヴィンは、妹が幸せならいいのだと思ったのである。
ステファニー:にぃに、わざわざ遠いとこから来てくれて嬉しい。 私、必ず幸せになるから、今まで本当にお世話になったし、これ以上何も言うことはないわ… 妹のその言葉にアルヴィンは少し立ち直り、ステージでピアノを演奏した。 そして彼にとって複雑な、妹の結婚式は無事終了した。
地元にいるのも束の間で、近々日本に戻らないといけないアルヴィンなのである。 ステファニー:明後日には日本に行っちゃうの…?にぃにも音楽頑張ってね。 今日最後の会話で涙した妹・ステファニー。 ここでお別れしてまた少し心が落ち着いたようだ。
そして現在、妹は双子の赤ちゃんを出産し、子育てに励んでいる日々。
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