Hapi★WS 100年の眠りを解き放つ時 〜セリシア姫との出会い〜後編

セリシア姫をハピィキャラとご対面させた後のライブ終了後、ミシナがある女子高生と出会った…

   ライブは1時間ちょっとで終了した…いや、厳密にはアンコールで伸びに伸びて1時間半ほどにまで開催したが
   観客はみな盛り上がり、また感動し…ライブは大成功を収めた
マリ¨思い出の場所でのライブは大成功よ!
ミシナ¨やりましたね!
中橋¨写真もバッチリ取れたぜ!
ヤサト¨ありがとうございます!
アルヴィン¨今日はパーっと打ち上げだな!
警備員¨ちょっと!知り合いだからって来られても困るよ!!
マリ¨どうしたの、急に!?
ミシナ¨あの娘らは…
   ミシナは目撃した。さっきぶつかってしまった女子高生と、その娘と同じく、
   『今は友達と言えなくなってしまった関係』の男を…
   あの娘はミシナにお礼を言いたいのだろう…しかし、今、会って、話が出来よう立場なのか…
ヤサト¨あっ、もしかして!
ミシナ¨ヤサト…よせ…行くぞ…
?¨さっきはありがとう!お陰で仲直りできたわ!
ミシナ¨なっ…!
   もしかして…あの男は彼氏…ということは、付き合っているんじゃ!?
?¨戻ってきてくれ!俺はお前に謝りたいんだ!!
ミシナ¨…
ヤサト¨ミシナさん…
   ミシナは無言で立ち去ろうとした時…
マリ¨すみません!通してください!その2人は本当に知り合いなんです!
ミシナ¨ちょっ、マリさん!
マリ¨今、あの友達と仲直りしないでいつするの…今でしょ!
ミシナ¨思い出したようにあのセリフを…
?¨やっと…来れた…
ミシナ¨なあ…何で、俺の元に…
?¨お礼を言いに来たの!それと、謝らないと…
ミシナ¨謝るのはこっちだ!
セリシア¨あらあら、どうしちゃいましたの?
明菜¨みっくんの知り合い?
アルヴィン¨今は黙っててくれ
明菜¨は、はい…
ミシナ¨俺…その時、仕事で忙しくて、学校も休みがちになって、キミらともなかなか会えなくなって…本当に済まない!
   マコ!ダイキ!
マコ¨私こそ、みっくんのこと…気遣っていたつもりだけど…本当にごめん!
ダイキ¨俺は、みっくんになかなか会えなくて、話す機会が無くなって苛立ってしまって…本当に申し訳ない!!
ミシナ¨なあ…唐突に聞くが…
マコ¨唐突も何も、私たち、友達でしょ!
ダイキ¨全力で、みっくん…いや、ミヤマルGTのサポートになるぜ!
ミシナ¨マコ…ダイキ…感謝するぜ!
マリ¨あらあら、男泣きしちゃって
ヤサト¨それだけ、大事なことだったんですね
ミシナ¨そうだ!アレは本当に聞き違いだったのか…?
マリ¨うん。ダイキに話してみたら、
  『ごめん、今日は急用があってライブに来れないんだ。だから一旦別れよう。でも早く終われたらライブ終わる前に』
ミシナ¨あのセリフにはまだ続きがあったんだな
ダイキ¨それで、予定よりも早く終わって、会場に着いた時にはアンコールの時で…それで、マコに全力で謝ったんだ!
ミシナ¨待て!確かお前は彼氏と仲直りしたんだよな。それで今、手をつないでいる…てことは!?
マリ¨私とダイキ、付き合ってるの
全員¨えええええ!!!!!?????
ミシナ¨ちょっ、そんなこと聞いてないぞ!
マリ¨そりゃそうよ。みっくんが中退したずっと後の話なんだから。因みに告白したのはダイキの方だからね
ダイキ¨おいおい、急に告白話持ちだすなよ!恥ずかしいだろ!?
ミシナ¨そうか…よかったな…
ヤサト¨2人とも、どうか末長くお幸せにっ☆
ダイキ¨ヤサトちゃんも、ライブに仕事に、頑張れよ!
ヤサト¨はい!
マリ¨ヤサトちゃん!女体化して、今の気分はどう?
ヤサト¨なっ…!?(←顔を赤らめる
ミシナ¨こらっ、マリ!
マリ¨ごめんごめん
   こうして、暫く会話が続いた。まるでデビューしたての時に戻ったかのように
   そして、ミシナらが中退したときのぎくしゃくした関係がウソのように…時間は過ぎて行った

   ダイキとマコと別れた後、日はとっくに暮れ、辺り一面星空が輝いていた
   打ち上げも無事終わり、今から帰るところである
セリシア¨ライブ、お疲れさまでした。とっても盛り上がりましたわ
アルヴィン¨だろ!?ミヤマルGTは日本一…いや、俺が加われば世界一のアーティスト集団だ!
セリシア¨沢山の素敵なファンに囲まれて…本当に幸せでしたわ
ヤサト¨まずはお姫様をメルヘンパークにお連れしないと…
ミシナ¨お姫様、俺もご一緒しましょう
セリシア¨あら、ありがとうございます
アルヴィン¨どうだ、ハピィさんが創り出したキャラクターは!?
セリシア¨それは…とてもとても個性豊かで素敵なキャラばかりで…本当に楽しい一日を過ごしていただきましたわ。
あと…たかくんagcm会話…でしたの?
アルヴィン¨ああ、ハピィさんのブロ友、ダメ会話執筆者のブログだぜ!
ヤサト¨あはは…それでも一所懸命、会話小説を書いている方ですよ!
セリシア¨あそこに出演する時にも、沢山のアニメキャラと会えるのが本当に楽しみで楽しみで…
ミシナ¨ところでお姫様、その衣装はお気に召しましたか?
セリシア¨とてもお気に入りになりましたわ。でも、元の衣装に戻らないと、他の住民の皆様は御心配するんじゃ…
ヤサト¨多分、分かってくれるんじゃないでしょうか…?
セリシア¨こんなに親切な方々に囲まれて…感謝感激です…
アルヴィン¨セリシア、もしよければ、明日はあそこの野原に遊びに行かねーか?
ヤサト¨ピクニックですね!
ミシナ¨あそこって…会話内でs(←アルヴィン¨セリシアはどうだ?
セリシア¨ええ、では、明日もご一緒させて頂きますわ
ミシナ¨ま、お姫様がそうおっしゃるなら、精一杯楽しませましょう!
ヤサト¨そうですね!
   悲しみの中で、100年以上眠り続けてきた姫…
    彼女が目を覚まし最初に見た景色は、彼女を一刻も早く助けに来た王子様だった
   嬉しさの中で、100年以上ぶりに塔の外に出た姫…
    彼女が待ち望んだ次に見た景色は、彼女を暖かく迎えるメルヘンパークの住民だった
   多くの出会いの中で、100年以上出会いの無かった姫…
    彼女が王子様に惹かれ次々に見た景色は、彼女を歓迎する多くのオリキャラの仲間だった
   喜びの中で、100年以上の沈黙の殻を破った姫…
    そう、彼女の物語は始まったばかり…これから多くの景色を見ていくのだ

原作コミック2013年『メルヘンパーク奇跡の物語〜アルヴィンと眠り姫〜』も ココから探してね!

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