セリシア姫、告白する 〜今日がチャンスの時〜

年に一度のバレンタイン、恋人だからこそ想いを伝えたい…

皆様ごきげんよう、実はもうすぐバレンタイン。
主役のセリシア姫は、恋人のアルヴィンに手作りチョコを渡そうと、
とても楽しみにしています…しかしちょっぴり心配な出来事も。
それも当然の事でした…
彼は「カルテット」というグループ名を持つ音楽家。
自分はメルヘンパークで活躍する唯一のプリンセス。
お互い別々のお仕事だから仕方ない…そんな時の気持ちをつづります。

今日は2月14日バレンタイン。
近くにはコンサートを控えたアルヴィンと、 同じグループのエマが仲良く会話をしています。
どんな女性とも親しい彼を見て、セリシア姫は不安げにこう呟きました…
セリシア姫:アルヴィン様、私の事忘れているのかしら?
こんな成り行きで今年は大丈夫なのかと虚しく見つめるだけ。
必ず告白すると決意した心得は、あっけなく失せてしまうのか…?

このままじゃダメ、とコンサートを終えたアルヴィンに会いにセリシア姫は一歩を踏み出しました。
これでやっと告白の時です…
セリシア姫:あのね、アルヴィン様…これ私が従業員と一緒に作ったショコラです、受け取って?
お菓子作りに自信のないセリシア姫、でもこの日のために一生懸命だった事は彼にも伝わるはず。
そして…

アルヴィン:そう緊張することないさ、俺たち付き合ってもう長いだろ!
アルヴィンはセリシア姫のチョコを快く受け取ってくれました。
告白が成功したセリシア姫を抱え、また愛が深ったみたいです。
周りのみんなも“おめでとう”と言ってくれました!
今までの不安は一体何だったのかしら?と気が晴れたセリシア姫。
長く付き合っていても、告白する習慣は忘れたくありません!
これからも忙しくて時々不安もあるけど、いつでも一緒にいたいです。
その気持ちもしっかり彼に伝えました。
…もうひとつ、素敵なことが!それは…

チョコレートファウンテン!
アルヴィン、セリシア姫、メリルも含めた仲良しメンバーの友チョコパーティーです。

おしまい!

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